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オンライン写真販売におすすめのストックフォトサイト10選【収益化ガイド】(2025年5月版)

おすすめストックフォトサイト10選

📸 オンラインで写真を販売し、💰収益を得たいと考えている方へ

この記事では、初心者からプロまで使えるおすすめのストックフォトサイト10選を紹介し、それぞれの特徴をわかりやすくまとめました。
さらに、収益性や使いやすさを基準にした総合ランキングもご紹介します。 あなたにぴったりの販売先を見つける参考になれば幸いです。

目次

📷 オンライン写真販売のための最高のウェブサイト

  1. Alamy
  2. 500px
  3. Shutterstock
  4. Getty Images
  5. iStock
  6. Stocksy
  7. Picfair
  8. Adobe Stock
  9. Envato Elements
  10. Unsplash

1. Alamy|多様なコンテンツを取り扱う高収益型ストックフォトサイト

Alamyでは、自分の写真を販売してコミッションを得ることができます。

インターネット上で最も多様なコレクションのひとつを誇り、ストック画像、ベクター素材、動画、360度パノラマ画像など、数百万点以上のコンテンツを取り扱っています。
また、iOSアプリ「Stockimo」を使えば、スマートフォンで撮影した写真も簡単にアップロードして販売できます。

Alamyは、寄稿者に対して毎月収益を支払っており、複数のコミッションモデルを採用しています。
画像の人気度やライセンスの種類に応じて、販売価格の17%〜50%のロイヤリティを受け取ることが可能です。
長期契約の義務もなく、複数通貨での支払いにも対応しています。

2. 500px|コミュニティとストックフォトライセンスを融合したプラットフォーム

500pxでは、数百万人もの写真家たちが、ストックフォトライセンスを通じてオンラインで写真を販売しています。

500pxは、単なる販売プラットフォームではなく、アマチュアからプロまで、写真家同士がつながれるオンラインコミュニティでもあります。
他の写真家をフォローしたり、自分の作品にフィードバックをもらったり、オンラインマーケットプレイスに写真を掲載したり、賞金付きコンテストに参加することも可能です。

有料メンバーシップに加入すると、限定写真に対して最大100%のロイヤリティを受け取ることができます。

3. Shutterstock|世界中で人気の高いストックフォトサイト

Shutterstockは、世界で最も有名なストックフォトサイトの一つです。
過去15年間で、コミュニティに対して累計10億ドル以上を支払ってきた実績があります。

Shutterstockは、比較的安価で非独占的なマイクロストックサイトとして知られており、写真を販売するためのハードルが低いのが特徴です。
大量の写真をアップロードすることで、ダウンロード数を増やす戦略が基本となります。

収益率は累積収益に応じて15%〜40%の間で変動します。
また、新しい写真家や顧客を紹介することで追加報酬を得られるアフィリエイトプログラムも利用可能です。

収益の大きな期待は難しいかもしれませんが、ストックフォト販売を始めるための良いスタート地点となるでしょう。

4. Getty Images|高品質で希少な写真を扱うプレミアムストックフォトサイト

Getty Imagesは、高品質で見つけにくい独占画像を提供するストックフォトサイトとして知られています。
ブランドやオンラインメディアなど、特別なイメージを求める企業から高い支持を受けています。

Gettyは、マイクロストックサイトであるiStockも運営しており、世界中で150万人以上の顧客に利用されています。

Gettyで写真を販売するためには、他のストックフォトサイトよりも厳しい基準をクリアする必要があります。
寄稿者は、イメージの人気やライセンスの種類に応じて、販売価格の15%〜45%の報酬を得ることができます。
登録するためには、サンプル写真を提出して審査を受ける必要があります。

5. iStock|Getty Imagesの子会社、非独占コンテンツにも対応

iStockは、Getty Imagesの子会社として運営されているストックフォトプラットフォームです。

Gettyと異なる点は、iStockでは非独占コンテンツを取り扱っていることです。
これにより、同じ写真を他のストックフォトサイトでも販売できる柔軟性があります。

寄稿者は、契約条件に応じて販売価格の15%〜45%のコミッションを受け取ることができます。
写真を掲載するには、サンプル画像を提出して審査を受ける必要があります。

6. Stocksy|アーティスト共同運営の高報酬ストックフォトサイト

Stocksyは、写真家たちによって共同運営されている協同組合型のストックフォトプラットフォームです。

このサイトでは、写真家が標準ライセンスで50%、拡張ライセンスでは最大75%のロイヤリティを受け取ることができます。
すべてのコンテンツはStocksy専用となり、他のプラットフォームでの販売はできません。

寄稿者は、Stocksyの協同組合メンバーとして、事業の方向性に参加し、黒字の場合には利益分配も受けることができます。
写真を販売したい場合は、専用の応募ページを確認し、申請手続きを行う必要があります。

7. Picfair|自分だけの写真ストアを簡単に作れるプラットフォーム

Picfairでは、オリジナルのオンライン写真ストアを手軽に立ち上げることができます。

印刷物とデジタルダウンロードの両方に対応しており、自分で価格を自由に設定できます。
支払い処理や印刷制作、配送、デジタルライセンス管理などは、すべてPicfair側が代行してくれます。

月額5ドルから利用でき、カスタマイズ可能な自分だけのストアを簡単に構築することができます。

8. Adobe Stock|Adobe製品とシームレスに連携できるストックフォトサイト

Adobe Stockは、PhotoshopやLightroomなど、Adobeの人気ツールとスムーズに連携できるストックフォトプラットフォームです。

画像、動画、ベクター、イラストなどを直接LightroomやBridgeからアップロードすることができ、効率よく作品を公開できます。

投稿者は、写真に対して33%、動画に対して35%のロイヤリティを受け取ることができます。
Adobe製品を使って作品を制作している方には、特に相性の良い選択肢です。

9. Envato Elements|サブスクリプション型で収益を得られるストックフォトサイト

Envato Elementsは、定額制サービスを通じて作品を提供し、総購読者収益の一部を受け取る仕組みのストックフォトプラットフォームです。

寄稿者は、アプリを通じて写真を販売したり、自身のブランドドメインに写真をアップロードしたりすることができます。

顧客のサブスクリプションに応じて、寄稿者は純収益の25%〜50%を受け取ることが可能です。
オンラインで写真を販売し、より幅広いオーディエンスとつながりたい方に適しています。

10. Unsplash|無料ストックフォトのパイオニア、寄稿プログラムで報酬も可能

Unsplashは、Getty Images傘下の無料ストックフォトプラットフォームとして世界中に広く知られています。

写真家は、Unsplash+プログラムに参加することで、投稿した写真に対して報酬を得るチャンスがあります。
申込書を提出し、プログラムに合意した後、顧客の作成したブリーフに沿った写真をアップロードし、承認された画像ごとに報酬を受け取る仕組みです。

無料で広く拡散されることを活かしつつ、収益化のチャンスを持ちたい方に向いています。


🏆 主要ストックフォトサイトのランキング

ここで、紹介してきたストックフォトサイトを総合的にランキング形式でまとめます。
収益性、使いやすさ、市場規模の3つの視点から評価しました。

🌟 総合ランキング

順位サイト名総合評価特徴メモ
1位Shutterstock★★★★☆最大手、始めやすく売れるチャンスも多い
2位Adobe Stock★★★★☆Adobe製品との連携が強み、収益も安定
3位Getty Images★★★★☆高単価だが登録基準が厳しい
4位Alamy★★★★☆多様なコンテンツと比較的高い報酬率
5位iStock★★★☆☆柔軟な販売と併用利用が可能
6位500px★★★☆☆写真家同士のコミュニティ要素が強い
7位Stocksy★★★☆☆高ロイヤリティだが審査と独占条件あり
8位Envato Elements★★★☆☆サブスク型、安定収益に工夫が必要
9位Picfair★★☆☆☆個人ストア感覚で楽しめるが拡散力に課題
10位Unsplash★☆☆☆☆無料中心のため直接収益には不向きだが、認知拡大に強み

📍ポイントまとめ:

  • 安定して収益を目指すなら ➡️ ShutterstockAdobe Stock
  • プレミアムを狙うなら ➡️ Getty Images
  • 自由度と多様性を求めるなら ➡️ Alamy
  • コミュニティ活動も楽しみたいなら ➡️ 500px
  • ブランド力を活かして無料で広めたいなら ➡️ Unsplash

📷 写真をサービスとして提供して📈収益を上げる方法

写真を販売する方法はストックフォトだけではありません。
イベント撮影、ファッションフォト、商品撮影など、プロフェッショナルな撮影サービスを通じて収益を得ることも可能です。

フリーランスマーケットプレイス(FiverrUpworkなど)に自分のサービスを掲載することも一つの方法ですが、ローカルでのネットワーク作りも非常に重要です。顧客と直接会う機会があるため、信頼関係を築くことが成果につながります。

写真サービスを広げるためのポイントは次のとおりです。

常に名刺を準備する
 ➡︎ CanvaAdobe Expressなどで無料名刺を作成しましょう。

LinkedInプロフィールを整える
 ➡︎ 作品例を掲載し、提供する主なサービス(例:イベント撮影など)に最適化しましょう。

ネットワーキングイベントに参加する
 ➡︎ 起業家やイベントオーガナイザーが集まる場を狙いましょう。プロの写真家の需要が高い傾向があります。

個人ブランドを構築する
 ➡︎ SNSで定期的に作品を共有し、自分のスキルを必要とするタイミングで思い出してもらえるようにしましょう。

予約プラットフォームを活用する
 ➡︎ 写真家向けの無料プランを提供しているSetmoreSimplyBook.meがおすすめです。

📝 オンラインで写真を販売するための価格設定ガイド

写真販売における収益性は、あなたの才能と決断力によって大きく左右されます。
しかし、好きなことを通じて得られる収益には、特別な価値があります。

効果的な価格戦略を立てるためのポイントは次のとおりです。

  • 市場調査を行う
     → ターゲット市場であなたの写真にどのくらいの価格が付いているかを調べましょう。ストックサイトで類似写真の価格も参考に。
  • 利益率を計算する
     → 撮影コスト、ウェブサイト運営費、マーケティング予算などを含めたトータルコストを考慮しましょう。
  • 用途別に価格を設定する
     → 排他的な写真は、非排他的な写真よりも高い価格で販売するのが一般的です。
  • 割引やプロモーションを活用する
     → 初回購入者やリピーター向けに特別割引を設定し、購入を促進しましょう。
  • 製品バンドルを検討する
     → 1枚ずつ販売するだけでなく、関連写真をセットにして割引価格で提供することで売上アップが期待できます。
      例:1枚2.99ドルのビーチ写真 → 5枚セットで9.99ドル

📚 写真販売に必要な基本的な法的知識

写真の販売に関する権利とライセンスは、複雑で分かりにくい部分もあります。
ここでは、自分を守りながら活動を進めるために知っておきたい基本用語を紹介します。

※以下は参考情報であり、法的助言に代わるものではありません。

オンライン写真販売のための法的用語集

  • 編集使用(Editorial Use)
     → ブログ、新聞、雑誌などの出版物で使用できるライセンス。商業利用は不可。
  • 商業使用(Commercial Use)
     → 製品やサービスのマーケティング、広告目的で使用できるライセンス。
  • 小売使用(Retail Use)
     → 物理的な商品(例:ポスター、枕、マグカップ)を制作・販売するために使用できるライセンス。商業使用とは別で考える必要あり。
  • 独占使用(Exclusive Use)
     → 写真を使用できるのはライセンスを購入した1者のみ。
  • 非独占使用(Non-Exclusive Use)
     → 複数の購入者が同じ写真を使用できるライセンス。一般的に価格は安め。
  • パブリックドメイン(Public Domain)
     → 著作権の制限なしに自由に使用できるコンテンツ。例:NASAなど米国政府機関の一部作品。
  • クリエイティブコモンズ(Creative Commons)
     → クリエイターが設定した条件に従えば、無料で使用できるライセンス。クレジット表記が必要な場合も。
  • ロイヤリティフリー(Royalty-Free)
     → 一度ライセンスを購入すれば、追加料金なしで何度でも自由に使用できる形式。一般的に非独占。
  • RMライセンス(Rights Managed)
     → 使用目的や期間を指定してライセンス契約を結び、条件ごとに追加購入が必要な形式。
  • パブリシティ権(Right of Publicity)
     → 写真に登場する人物には、商業利用時に特別な権利が認められる場合があり、明確な許可が必要です。

誰かにあなたの写真を盗用された場合の対処法

オンライン上では、コンテンツの盗用が頻繁に発生しており、多くの場合、無意識のうちに行われています。

写真家は、写真を販売する前にデジタル画像にウォーターマーク(透かし)を入れることで、盗用を防ぐことができます。
販売や共有の際には、Photoshopで識別用のマークを付与したり、専用のウォーターマークジェネレーターを活用することも可能です。

通常、小さなウォーターマークは写真の隅に配置して影響を最小限に抑え、大きなウォーターマークは透明度を低くすることで、より強力に保護効果を高めます。

それでも誰かに写真を盗用された場合は、次のような対応が考えられます。

  • 差し止め通知(中断・停止要求) を送付する
  • 写真使用に関する請求書 を相手に送る

この2つを組み合わせることで、違反行為をやめさせたり、支払いを促す効果が高まります。

また、たとえ編集目的であっても、他者があなたの作品を使用する際には、必ずクレジット(著作者表示)を求めましょう。
自身のポートフォリオサイトへのバックリンクを付けてもらうことで、他の仕事へのアクセスが増え、検索エンジン最適化(SEO)にも良い影響を与えることができます。

まとめ

📸 これからストックフォトを始める方へ

最初は小さな一歩でも大丈夫。あなたの写真が、誰かの心に届く日を楽しみにしながら、一歩ずつ歩んでいきましょう。
あなたの目的やスタイルに合ったストックフォトサイトを選び、小さな一歩からオンライン写真販売を始めてみましょう。

あなたのストックフォトの旅を、心から応援しています!

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